池袋で出会い、メールでお別れ
私には忘れられない人がいる。
それは私の恋人だった人。
彼とは雨上がりの朝に池袋で出会った。
雨上がりにサンシャイン通りを歩いていると、つい私は足を滑らせてしまった。
お尻を打ってしまって痛がってる私に、通り過ぎる人々がほとんど。
お尻が痛いのに、人々の視線の方が痛かった。
その中で一人だけ、私に手を差し伸べてくれた人がいた。
それが彼だった。
手を差し伸べてくれた彼の顔を見た時、私は驚いた。
彼が外国人だったから。
手を借りて立ち上がった私に、彼は道を聞いてきた。
どうやら彼は観光途中に迷っていたらしい。
それが私と彼の出会いだった。
彼は私に手を差し伸べて、私は彼の迷子を助けた。
それが切っ掛けで仲良くなり、彼が観光から母国のアメリカに帰国した後も、メールで毎日のように連絡を取った。